会長の挨拶

競い合う事。
それは他を知り、自らを知り、己を鍛えるための目標を見つける機会のこと。

石川県のクリエイティブシーンを盛り上げられるのは、私たちクリエイター自身です。

1920年に発足したニューヨーク・アートディレクターズクラブ(以下ADC)を皮切りに、日本国内にも東京を始め、富山、札幌、広島、新潟、岩手にアートディレクターズクラブ(以下ADC)が存在します。さまざまな個性と才能が溢れるいずれの会も、活動の中心は審査会。豪華な審査員の方々による公開審査は熱気に溢れ、感動と興奮の授賞式があります。

競い合いから生まれる栄光と羨望、人との出会い、そこから始まる制作者自らの自己啓発や意識向上の芽生え・・・ADC の純粋な「競い合う場」には自らのクリエイティブを向上させる可能性があるのです。

世代や分野を問わず受賞に向けたひとりひとりの熱き想いが集結することで、昨今の閉塞的な社会環境を打破し、ひいては石川のクリエイティブ業界全体の活性化に導けるのは、「金沢アートディレクターズクラブ(以下金沢ADC)」であると私たちは確信しています。

一人でも多くのご支持、ご支援の程よろしくお願いします。

金沢アートディレクターズクラブ
会長 横山 真紀